号外欲しかった

羽生善治棋聖が、竜王を奪還し、「永世七冠」という偉業を成し遂げたニュースは、
「将棋」を知らない人でもニュースで知ったことだろう。

恐らく、この偉業は、今後もないであろうと思う。
どれだけ凄いことなのかというのを周りは色々例えているが、
先ず、現在、通算タイトル数が「99期」である。
現在は、8つのタイトルが存在しているが、1つ取るのが先ず大変である。
タイトルによって、「リーグ戦」であったり、「予選トーナメント」を勝ち抜いて、
「決勝トーナメント」であったり、挑戦者になる事さえ大変である。
例えば、1年で1つタイトルを獲ったと考えると、それでは「99年」かかる訳である。
それを約30年近くで達成している訳だから、少なくとも、毎年3つのタイトルを保持し続けなければいけないのだ。
パフォーマンスの維持をこれだけ続けるだけでも凄い。
永世は最低でも連続5期もしくは、タイトルによってまばらだが、通算獲得数で決まる訳だから、
それを7つもやってのけるのは、もう宇宙の領域であるかと思う。

朝日デジタルでこんな特集をしていたので、ぜひ観て欲しい。
永世七冠 羽生善治

偉業達成時は意外に早い時間だったので、レッスンだったが、
竜王奪還の瞬間、及び、会見までリアルタイムで観ることができ、非常に興奮したし、
会見での「これが最後かもしれない」という一言に、40代後半でトップ棋士として君臨する大変さを感じた。
今期は、「王位」/「王座」と立て続けに落としたのだが、竜王戦だけは勝ち続けていた。
挑戦者決定3番勝負でも「王位」/「王座」のボロ負けが嘘のようなパフォーマンスをしていた。

もしかしたら、竜王戦に集中して、他の棋戦の準備があまりできていなかったのでは、と思うくらい。
7番勝負も、恐らくとても準備をしてきたのだろう、素晴らしいパフォーマンスだった。
渡辺明棋王は今期あまり勝てておらず、立て直せぬまま負けてしまったようです。

どちらにしろ、全力でぶつかり、獲得した「永世七冠」の称号。
来期も楽しみです。

将棋はスポーツです。
とても面白いのです。

みんなに伝わればいいな。